オトナのタイムトライアル
先日のびわ湖毎日マラソン、富士通の鈴木選手の日本新記録おめでとうございます🎉
素晴らしい走りでしたね!
有力選手が集結してとてもレベルの高いレースで、見応えがありました。
タイム出ることが証明されたんだから大会継続しちゃいなYO!!
ああ言う走りを見てしまうと気合を貰って自分も走れそうな気がします。
しかし気がしただけで相変わらポンコツtakumiです。
いつだって現実は非情です。
少しずつですが、良くなって復調傾向です。
びわ湖の同日はOTTと言うトラックレースに参加しておりました。
ここで恒例の(?)レース紹介を致しましょうそうしましょう。
OTTとは、『オトナのタイムトライアル』の事です。
基本的にはトラックレース、つまり1周400mの陸上競技場を走るレースです。(クロカン大会もありましたが)
トラックレースって競技性が高くて、ロードのマラソンが中心の市民ランナーには敷居が高いと感じられるような気がしています。
後は同じ景色を何回も回るのがイヤとかかな。。
ズバリ、そんな市民ランナーでも気軽に楽しく参加できるトラックレースです!
ここがポイント、OTT!
・種目の制限時間が幅広い(5000mで30分オーバーでもOK)
・BGMやナレーションで盛り上がり、ランナー全員を応援してくれる!
・目標タイムクリアの為にペースメーカーがつく!
・しかもペースメーカーは実力のある選手や有名選手!
・観戦側は、高速レースを間近で観れる!
どうだ、走りたくなってきたでしょう⁉️←
私が最初にOTTに参加したのは2019年の織田フィールドでの5000mでした。
ここで初めて、5000mで19分を切れてその先1年くらいはこの記録がベストでした!
応援が凄いから粘れるんですよ…
2回目は2020年、夏のクロカン1マイル
トラックとはまた違った面白さや駆け引きがあります!
そして3回目が先日の世田谷競技場でのOTT。
来月3月も開催予定だそうです。
予定が合わなそうなのが残念…
怪我はダメよ〜ダメダメ
さてさて、だいぶ前回と空いてしまいました。
今回はちょっと自分の近況報告でもしておきましょう。
2021年1月年明け
早々に故障!!
元日、2日と走っていると左足の甲部分に違和感のような痛みのような感覚。
走れるのだけど、走っていると段々と気になる違和感に…
練習量を抑えて自分でもあれこれ調べたりした結果
下手すると疲労骨折では?と自己判断
明けに行きつけの整骨院に行った所、押しての痛みや腫れ具合を見て疲労骨折までは行っていない。
ただし骨膜が炎症を起こしているから、暫くは安静に
という判断でした。
最悪の状態は回避できた!
疲労骨折って、聞いた事はあるけど実際に原因や症状ってわかりにくいと思います。
原因はほぼオーバーワークです。
ざっくりとした説明をすると、足の中足骨(人差し指根本の関節と足首の間くらい)は、足裏のアーチを形成しています。
足のアーチはいわゆるサスペンションで、着地の衝撃を吸収して蹴り出しのバネの役割です。
単純に使い過ぎるとそのバネに負担がかかり、負担に耐えられなくなるとポッキリと…
ただし露骨にポッキリ折れるわけではなくヒビのようなかんじだったりしてレントゲンでは写りにくいそうです。
そんなこんなで、走れなくなったtakumiは
バイクで有酸素やったり…
筋トレしまくったり
公園で黄昏たりしてました。。
たまに応援は行ったりしてます。
最近はようやく復調してきました。
ちゃんとクッションのあるシューズ使ったり、土のコースやクロカンを走るようにしています。
怪我や故障はダメ、絶対!
皆さんお気をつけて。。
高速ハーフマラソン
さてさて、今はコロナ禍で中々大規模な大会が開かれず寂しい事ですが…
この先走れることを願い、魅力的な大会をご紹介していきましょう。
神奈川マラソン
磯子の日清オイリオの工場敷地を起点に、湾岸の工業地帯を駆け抜けるレースです。
毎年2月の頭に開催されています。
折り返しこそありますが、アップダウンはほぼないフラットで道幅も広いコース。
ズバリ、好タイムを狙いに行ける高速コース!
しかも、タイムを狙える理由はコレだけではなく
学生の部があり、大学生競技者が多数参加!
つまり、箱根駅伝を駆け抜けた大学生も参加してきます!
そしてこの折り返しコースというのが幸いし、異次元のスピードで駆け抜ける学生と数回すれ違う事が出来るんです!
私が参加したのは2016年2月の大会で、この時上昇気流に乗りに乗っていた青山学院大の選手が多数参加していました!
フラッシュグリーンのユニフォームに身を包んだ青学生の集団走は、生ですれ違うと圧巻です!
本当に同じ人間か?というスピードでした(笑)
ハーフがメインですが10kmの部もあり、こちらは特に地元の高校生達が目立ちます。
未来の箱根ランナー、マラソンランナーの卵たちです!
そしてこの大会では、こうした学生ランナー達からの刺激や
仕事での常連のお客様がわざわざ応援に来てくれたりして
まさかのハーフで初90分切りを達成できました。
サブ3.5程度の当時の実力からすると奇跡のタイム!神奈川マジックですよ!
2021年大会はコロナの影響で、早い段階で中止が決まりました。。
残念です。
2022年は盛大に開催される事を願うばかりです。
1つ難題を挙げるとすれば…
別府大分毎日マラソンと開催日がかぶる
という事です。
どちらもタイムが狙えるレースなので、悩ましい所ですね。
ランナーの性質
まず最初に言っておきます。
今回はクソみたいな内容です。
ランニング、マラソンをやっていると、段々とこだわりが出てくると思うのです。
シューズ、ウェア、フォーム、トレーニング内容。
それに対してある程度傾向があるかなと。
ジムでトレーニングをしている人って
大体がボディラインが見えるピッタリ系の服や、肩やお腹のラインが見えるようなタンクトップやブラトップ着てるじゃないですか(偏見です)
インスタとかでも、画像アップする人ってスタイル良い人しかいないじゃないですか(偏見です)
で、ランナーはどうかと言うと
大体が脚のラインが分かりやすいハーフタイツや、太腿やふくらはぎがよく見えるショートパンツです(偏見)
さらに言うと
自分が走っている写真や動画大好きです(偏見)
要するに
身体を鍛えているとナルシストになります(偏見)
私の鍛えた身体(または脚)を見てくれー!
と言う訳ですね(超偏見)
じゃあtakumiはどうなのか?と言われそうですが
自分のフォームは動画でチェックします。
オール○ポーツの撮影箇所だけ表情がシャキッとします。
走りながら、ガラス等に映った自分のフォームは見ちゃいます。
最近太腿少し絞れたかも?何て真っ先にチェックします。
承認欲求半端ないと思います。
人間正直が1番。
で、ランナーは段々露出が増えていかないか問題に対しての段階を追ってみました。
・初期
最初は健康目的やダイエットで始める方が多く、それこそジャージ上下とか。
とりあえずスポーツウェア。
・中期前半
大会とかに出始める。この頃になるとタイツを使い始めるが、上には長めのパンツを履いたりしている。
しかし少しずつウェアのコーディネートも気になり始める。
・中期②
ランニングタイツ+ショートパンツという定番スタイル。
携帯や音楽プレイヤーを入れるアームポーチとか愛用(ド偏見)
・中期後半
タイツを履かなくなりショートパンツ。
ゲイターと呼ばれるふくらはぎサポーターを装着。
・後期
タイツを脱ぎ去り、もはやショートパンツのみ。
そしてそのパンツもガチ具合と比例して段々短くなり、最終形態は『ランパン 』と呼ばれる競技用ウェア。
ただし最近はショートタイツ1枚派も増えている。
・末期
挙句の果てに被り物や仮装を始めたら指でさしたりせず見守ってあげましょう。
現地からのリポートは以上で、スタジオにお返しします。
Road to SUB3.5②
2015年の大阪マラソンにて無事に3時間半を切れたtakumi。
翌月の神戸マラソンにも参加!
だって当たったんだもん…
大阪マラソンが10月の最終週、神戸マラソンが11月の2週目なので間隔は3週間。
フルを連戦するとしても
コレが限度です。
翌週や隔週、下手すると毎週末入れた2〜3連戦する方も見かけますが
どんだけ身体頑丈なんだよ!
と思うわけですよ。
一般的に、フルマラソンのダメージを完全に抜くには3週間〜1ヶ月位と言いますがその通りかなと思います。
自分の場合ですが、2週間だと疲労抜け切らないまま次のレースになるので
どちらも記録を意識するなら最低3週間は空けたいかなと思います。
ここに至るまでの練習は、前回の大阪マラソンで述べた通り。
神戸に向けては逆算して、大阪マラソンを距離走として捉え
翌週末に少し長めのジョグ、その翌週に10kmのペース走、そして本番
と言った流れで調整しています。
そして今回は神戸マラソンの魅力について!語ろうの会。
・コースは神戸市役所前をスタートして市街地を走り、海沿いを西に向かって折り返しポートアイランドにてゴール。
賑やかな市街地を走り抜け、晴れていれば特に絶景の海沿いコースです。
海沿いはほどほどにアップダウンもあります。
鉄人28号のところも通りますよ!
垂水付近では、海の漁船が応援の旗を掲げてくれています✨
折り返して市街地に戻ってから、ポートアイランドに向かう橋が急な上りと下りになり最後の難所です。
しかしこの難所には何故か地元の女子大生?達(しかも皆かわいい)がボランティアとして配置されており頑張れてしまうのです…不思議ですね。
・テーマは『感謝と友情』、震災からの復興とそれに対する感謝をテーマした大会。
EXPOでは地元の学校の作品が開催されていたり、ランナー一人一人に地元の子供達からのメッセージが貰えます。
オッさん、泣いちゃうよ!😭
そしてこのEXPOではゼッケンや参加賞と共に黄色い手袋が貰えるのですが
コレはスタート前のセレモニーにて、皆ではめて空に手を掲げるというイベントがあるのです!
『感謝と友情のヒマワリ』
と呼ばれております✨
素敵な催しです…
・とある界隈では有名な『プリキュアランナー』に会えるかも…
気になる人はマラソンサニーで検索!(笑)
神戸マラソンの魅力について一通り語ったので、神戸マラソン2015でのtakumiの装備
そして、このレースで1番の失敗
スタート前に微妙な尿意があったけどトイレが混んでいたから行かずに整列してしまった!
お陰で25km過ぎからは尿意と闘いながら走ることに😱
結果的に『何とか我慢出来そうだから、ここでトイレロスしたら後で絶対に後悔する!』と走りきりました。。
人間の尊厳を守ったぞ!!
神戸マラソンも、無事3時間半切りでした!
おしまい。
Road to SUB3.5
タイトルの通り、私がフルマラソン3時間半を切れた時のお話です。
私の周りは何故か3時間半や4時間は切っていたり、何なら3時間を切りたい人や既に切ってる人
そんな方ばかりです。
なのでこんな話に需要があるかは謎ですが…
私がサブ3.5を達成したのは
2015年の第5回大阪マラソン!!
初フルが第2回の大阪マラソンなので、3年目でようやく達成した事になります。
嬉しくて写真買っちゃったYO!
3.5は結構壁となっている方も多いようなので、色々と参考までに。
・3.5をする為にクリアしていた目安タイム(あくまで私の場合)
・10km…42分〜43分
・ハーフマラソン…1時間32〜35分
・30km…2時間20分〜30分
大阪マラソン前に私がクリアしていたおおよそのタイムです。
当然ですが『3km〜10kmが速いスピード型』の方もいれば『42km以上走っても落ちないスタミナ型』の方もいますのでご参加程度に。
因みに私は、自分では『10km〜20km付近が得意な前半突っ込み型』だと思っています。
そしてこの時の月間走行距離はおよそ200km前後だったと思います。
この辺も得意不得意で変わるでしょう。
主な練習メニュー
・帰宅ラン→週2〜3、10km前後
・ペース走→15km〜20kmをキロ5分〜5分半位
・10km前後のTT→45分切り
・30km走→本番までには2〜3回
こんな感じです。
意外とスピード練習はしていませんでした。
思うに、フルで3時間半辺りまではスピードよりもスタミナ面の強化がポイントになるのかなと思います。
1km5分ペースと言うのは、ある程度継続して走っていればそこまで無理なペースではないと思います。
ただ、これをフルマラソンで維持し続けるのはやはり難しい。
30kmや35km以降に、いかに失速せずに走り切るかですね。
逆にスタミナは全く心配ないと言う方はスピード重視になるのかもですが。
また、ロングは主に皇居で行っていました。
かなりアップダウンがあるコースのため自然と脚作りになっていました。
(因みにtakumiは、上りは割と好きですが下りはヘタクソです)
さて、そして前日は新幹線で東京→大阪へ
エキスポで受付を終わらせて、そのまま街へ戻り夕食。
前日は22時過ぎには就寝。(長居で宿泊)
当日は5時前に起床してからオニギリをがっつりと食べて出発。
JR大阪でウ○コを済ませる(大事です)
7時には大阪城公園に着き、準備へ
トイレは真っ先に済ませておく(直前はめっちゃ混みます)
着替えて早々に整列へ。
で、スタートしてからはもう今までやってきた事の答え合わせみたいなものです。
マラソンはスタートラインに立つまでに何をしてきたか、が重要です!
道中はこんな感じ。
有難う、大阪マラソン!!
ただひとつ言わせてほしい…
スタート1km地点で『ゴールまであと少し』っていうプラカードはやめてww
ペースメーカー
さて、takumiのラン歴ばかり書いたところで…なので
たまにはタイムリーな投稿もしてみましょ。
1月31日の大阪国際女子マラソン、公園周回コースとなり男子選手がペースメーカー(以下、PM)を務めて日本記録を狙うという
今までにない形のマラソンでした。
女子マラソンを男子が引っ張る事の是非は置いておくとして
知名度も高い川内がペースメイクをする事もあり、普段はさほど注目されないPMにも注目されました。
トップを引っ張った、プロランナー川内選手、三菱重工の岩田選手、ひらまつ病院の田中選手は前半は秒単位で正確なラップを刻み
田中選手はペースが落ち始めた前田選手を引き続け
川内選手、岩田選手は一山選手がペースを落とし始めるとそのまま落ちないように合わせて走り
途中しきりに声をかけて鼓舞し、スタジアム前まで引っ張りました。
なんて言うかもう、チームジャパン素敵!
さて、そんなPMは市民マラソンやトラックの記録会でも配置されます。
私も何度もお世話になりました!
PMの後ろに着いたり、PM中心に形成される集団の中に入ると流れに乗って省エネで走れたり風除けになったりします。
・サブスリーチャレンジ2020、30kmペーサー役
・いのC練習会、日本一のPM井下さん
・M×Kディスタンス、給水をとって下さったPM澁谷さん
・Beyondにて、サブ3ペースの大集団
自分でタイム管理やペース配分を考えず、無心に着いていけば目標のタイムが出せる!
PMも人間ですから多少のズレは出る事はやむなしですが、PMを信頼して走る事となります。
通過タイムを読み上げてくれたり、ゲキを飛ばしたり鼓舞してくれたり
場合によっては観客の声援を煽って会場の雰囲気を上げてくれた事も。
そして実は…
takumiはペースメーカーをやるのも実は好きだったりします。
マラソンの楽しみは、PMの居ないレースでは自分でレースペースを組み立てていく事でもあったりします。
トラックならば1周毎や1000m毎、
マラソンでは1km毎や、坂や風向きも考慮すると5kmで考えたりもしますが、
自分で組み立てたペース配分がカチッとはまると、これが面白いんですよ!
PM居なかったり、ちょうど良いペースでは無い場合、自分が引っ張りたくなったり
後ろに着かれると逆に気合が入ったりします(損な性格)
練習の中で引っ張る役をやる事もありますし、
小さなレースのPMをやった事もあります。
正直、めっちゃ緊張します!
そして誰かのPMをやる場合は、それが相手にとって外せないレースであれば自分もミスはできないと言う相当なプレッシャーがあります。
でも、そんな緊張感が堪らなかったりするんですよね!
そして、引っ張った人が目標を達成した時の嬉しさは、もしかすると自分がタイムを出した時以上かもしれません!
PMをやった事ない方は、自分の練習にもなるし是非やってみてほしいなぁというお話でした。
余談
とあるランニング仲間曰く、takumiはそれなりにペース配分出来ているそうなので
PMやって欲しい方いたら気軽に声かけて下さいねー!(サブ3とかは引っ張れません)
むしろやってあげたい人間なので検討しますよ。