マラソン練習日誌〜takumiの挑み〜

鈍足爆死ランナーのランニング日誌

東京は、ひとつになるのか?

最初に、色々な立場の方や色々な意見があると思います。

あくまで私の視点と意見です。

 

東京マラソン2021(2022年3月6日開催)

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その開催可否の判断が2月18日、このブログを書いている時点では明日。

正直、無理だろうなという気持ちが7割ですが…

この展望や自分の見解をつらつらと書きます。

 

まず、中止は99%無いと思っています。

何故なら世界陸上MGCの選考を兼ねる事と、TV放映権が絡むから。

 

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①、エリートのみで開催

最悪の判断だと思っていますが、残念な事に1番あり得そうな判断

同様に選考が絡む別大と大阪がこの形となり、前例主義事勿れ主義の日本では最も起こりそうな判断。

別大や大阪での口コミからして、不公平感MAXになり、ランナー同時に亀裂が出来ます。

当然ランニングの重要度の違いはありますが、エリート中のエリートはレースを何本も走れる反面、そこに届かないランナーは公認レースを全く走れず

そこに届くかどうかというランナーは、達するための場が無い。

1番有りそうだけど、絶対にしてほしく無い判断です。

五輪メダリストのキプチョゲ選手が招待選手で参加の噂もありますが、海外招待選手は走れて国内一般選手を全排除も大炎上すると思います。

 

ここからは自分の願望や意見

②、陸連登録者のみ

陸連登録者は、何かしら目的があって年会費を払い陸連登録しています。

その目的はおおよそが出場資格のあるレースに出たいでは無いかと思ってます。

仙台国際ハーフ(陸連の部)や防府読売マラソンなどは公認の記録が必要です。

つまりは単なる趣味に留まらず記録を狙って準アスリートと捉えて良いのではと思います。

こういう層が陸上界やランニング界を支えているのだから、走る場は提供してくれよって思います。

こういう層が離れたら、陸連も破綻してエリートやそこに向けた若い学生ランナーだって走れなくなると思うのですが…

その辺日本陸連はどう考えているんでしょうね…

陸連登録者はズルい!という声があっても、なら登録しなさいよというわけですしね。

 

3、ブロックで絞る

25000人はダメ、でもエリート300人なら開催だから揉める。

でもどこまでの人数なら良いの?と言うのが不明確。

昨年の名古屋は今より状況悪い中でも開催する為に10000人から更に減らして5000人前後で開催。

そこは参考にして良いと思います。

ブロックで絞るなら一例としては第一ウェーブのA〜Eあたりになるでしょうか。

持ちタイムとしては4時間以内レベルと思うので交通規制も短縮出来ますし

人数的には6〜7000人位になるでしょう。

1月末の大阪ハーフも5000人規模で開催してその後クラスター等は聞かない訳ですから、25000人は無理でも1/3の人数なら出来ないのか?という事です。

勿論タイムに関係なく、フルマラソンに挑むランナーの情熱は変わりません。

ただこの状況下で絞るとなると、リスク低下の為の時短含めこういう区切りになるのかなと思います。

4時間前後のタイムだと努力で何とか到達出来やすいタイムでもあるはずですから。

 

4、招待選手+エリート+ランダム抽選

やむなく規模を縮小するとしてもこうあって欲しい。

招待選手とエリート、プラス5000人なり10000人なりは抽選。

落選者は全額返金の上権利持ち越し。

一般に対してはまだ公平。

 

5、通常開催

正直これが1番望ましい。

ボランティアや救護など確保は勿論大変だと思います。

ランニングに興味のない方から心無い批判もあるかもしれません。

でも陸上やランニングの今後を考えたら、こうあって欲しいです。

 

極端な縮小や中止で起こり得る事は

・まず、ランニング人口の減少

目標となる大会が無くなれば走ることをやめる人も出ています。

大会の開催可否がわからなければエントリーも躊躇います。

今までの人気大会も定員割れが出ています。

申し訳ないですが私も、コロナ禍で2回以上連続で中止した大会は今後エントリーはなるべく避けます。

逆に開催した実績のある大会は人気爆上がりすると思います(金沢マラソン等)

 

・次に、スポンサー離れ

広告宣伝効果やEXPOでの売上等期待が無ければスポンサーも協賛しなくなるでしょう。

そうなれば大会も縮小されたり廃止もあり得ます。

実際、東京マラソン2021で荷物預け無しは、スポンサー離れが原因なのでは無いかと思っています。

今までの東京マラソンに比べて、2021年はスポンサーの部分枠が明らかに減っていました。

その中で今まで協賛していた佐川急便の名前が無くなっており、これが荷物預け無しとなった要因では?と思っています(関係者ではないので、あくまで個人の想像です)

事前の荷物発送サービスをしたのは、今までは協賛で組み込めていたものが外注の必要が出たから参加者に負担してもらう、という事では無いでしょうか。

 

スポーツメーカーの協賛が無くなったりすれば、多分参加賞のシャツやタオルもノーブランドでよく分からないデザインになってきたり…もあり得ると思いますよ。

特にスポーツメーカーが離れたり、競技人口減で売上減ともなれば良い商品も開発されなくなりどんどんスポーツとしては廃れます。

悪いスパイラルしか起こりませんね。

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そして東京マラソンについては

アボットワールドマラソンメジャーズ(WMM)、世界6大マラソンの1つと言うのもポイントです

(詳細はググって下さい。。)

ボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、ニューヨーク、そして東京。

この6大マラソンで、東京以外の5大会は既に一般ランナーも参加して3〜5万人規模で通常開催しています。

世界はコロナでの制限を解除し始めマラソン始めイベントも通常に戻りつつあります。

海外と日本は違うよ!というかもしれませんが、この世界基準のマラソンシリーズの1つである以上、ある程度はその世界の基準に合わせないとならないでしょう。

他はやってるのに東京だけ出来ないとなれば

極論、WMMから外れても仕方ないと思います。

そして、東京マラソンだけは出来ないんですねと言うのは東京、そして日本はコロナにコテンパンにされて他で出来たことが出来ない駄目な国なんですと言うことを表明する事になると思うんですよね。

つまり少し大袈裟に言うと東京マラソン中止=日本の恥を世界に晒すという事に…

東京マラソンが世界から見られる事から、こういう背景も無視は出来ない筈なのです。

 

さて、色々と自分の願望や展望、中には推測も含めてまとめました。

陸連案やウェーブ案は、結局今年走れない人は出るかいるとしても開催規模を縮小するにしても少しでも多くの人が参加出来るように工夫はしてくれよという所から思った訳でここにも当然賛否はあると思いますしあくまで個人の考えです。

中止ラッシュの不満をどこかで吐き出さないとやっていけず文章化しましたが、誰かと喧嘩したくてまとめている訳では無いことはご了承下さい。

正直期待は薄いかなと思ってはいますが…その予想を覆して無事の開催を願うばかりです。