タイトル通り
ドリルとは!?
→地面に穴を掘るためや相手を攻撃するための円錐螺旋状の装備。地底戦車の前方やロボットの腕に取り付けられることが多い。パンチやキックなどの体術に円錐螺旋状の力場を纏った攻撃も良く見られる。
マッハスペシャル!!
…ではなくて。
陸上のドリルですね。
先日川越競技場まで赴き、井下さんが開催している練習会に参加してきました。
井下裕貴さん
・東京国際大卒。箱根駅伝のメンバーにはなれなかったものの、同年代では大学4年間で最もタイムを伸ばした。
・現在は実業団ではなく市民ランナーながら、実業団並の走力を持つ。
・ペースメーカーが神。M×Kディスタンスなどトラックレースでは度々PMでお見かけする。通過もイーブンペースで毎回ほぼ誤差無し。人間じゃねえ!!(良い意味で)
さて、そんな井下さんの練習会に参加して参りました。
(川越競技場、駅からめっちゃ歩きました。笑)
1kmのトライアル練習会で、正確なペースで引っ張りベストをアシスト下さるというのと
本練習前に『ドリル練習』が組み込まれていたので、今回は備忘録としてそちらのまとめ。
・『体幹』とは?
体幹というのもスポーツではよく聞く言葉ではあり、重要である事は認識されている。
しかし、そのイメージは漠然としていて個々で認識の違いがあるもの。
ではその認識のズレを無くす為に『体幹』の定義とは?
基本的には手足を除いた胴体部を『体幹』とするが
左右両方の腰骨の上部分に手を当て、グッと抑えると身体のブレが多少抑制される。
これが体幹のイメージである。
また真横から見た時に、耳-肩-腰-膝、ここのラインが直線になると足を上げて地面に落とした時に反発が膝〜腰〜肩と伝い頭のてっぺんに抜ける感覚があるはず。この感覚があると、地面からの反発をうまく使える。
・身体の反射をよりうまく使う
光を頭で反射させて、太陽拳!!
…ではありません。
ゴムを引っ張って伸ばすと、元に戻ろうとして収縮する。
同様に人間の身体でも足底筋やアキレス腱など大きな筋肉群を伸ばし、それが元に戻ろうとする力を使って次の動作に移る。
そうすると、止まった状態から動き出すよりもより小さな力で大きな動作が出来る。
つまり、身体の反射を上手に使えればより速いペースをより省エネで走れるというわけです。
・ドリル練習とは?
勉強は大嫌いな私でも記憶の片隅にありますが、小学校などでやっていた漢字や計算のドリルと同様です。
基礎となる事の反復練習。
なので、陸上のドリルとは走る動きに繋がる、基礎の動きの反復練習です。
1回やればOKというものではなく、繰り返しやり続ける事で基礎の底上げに繋がるものです。
様々な動きがありその内容は割愛しますが…苦手な動きや上手くできない動きがあったならばそれはチャンス!
そこがその人の『伸び代』です。
本練習は相変わらずの神ペース、そして競技者でなければ到底出そうもないペースの走りを間近で見れました!
練習内容はこちら。
現実的に着けるペースを選択し、3:30-3:20(タレた)-3:40-3:50-3:25-4:00(ラストフリー)
200mリレー×2本
無事に爆死して、めでたしめでたし☆