マラソン練習日誌〜takumiの挑み〜

鈍足爆死ランナーのランニング日誌

4時間という壁

さて、前回から少し空いてしまいましたがこのままフェードアウトはしませんのでご安心(?)を。

 

フルマラソンで4時間切りって一般的には凄いんだよ!

と言う事でtakumiがサブ4目指して挑んだのが

1月末に開催されている

勝田全国マラソン

です!

 

今は様々な都市型大会が全国で開催されていますが、その中でもかなり歴史のある大会です!

 

特徴

・福島よりの茨城なのでやや寒い

・全体的には平坦ではあるが、小刻みなアップダウンはある

・地元に定着している為、地元の歓迎ムードがあり私設エイドも多い

・参加賞として貰える完走(乾燥)いもが美味い!

・名曲『君よ勝田の風になれ』が聞けるよ☆

 

21年大会は中止ですが…22年は是非開催してほしいですね。

 

そしてこの大会で使用したシューズについて

…別に私はアディダスの回し者ではないのですが

アディゼロジャパンブースト2!!

因みに知っててもあまり特にはならない豆知識。

adidasの『アディゼロジャパン』と言う名称は、実は日本国内のみです。

海外では『アディゼロアディオス』という名称で流通しています。

トラックでソールの厚さが規制されましたが、世界陸連のシューズ一覧では勿論『アディオス』の名で掲載されています。

たまにアディオスの名前がプリントされた箱が日本でも散見されますが…レアなので当たったらラッキーです(笑)

またこのアディオスシリーズ、『皇帝』と称されたハイレ・ゲブラセラシェ選手が愛用しマラソン世界記録(当時)出した事で知られています。

そして2014年10月のベルリンマラソンでは、デニス・キメット選手が

2時間2分57秒という、当時の世界記録を達成しています!

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拾い物画像ですいません。

当時は薄底が主流の中、メーカーカタログでは4時間切りのシューズという位置づけだったシューズが世界記録出したものだからビックリポンです!

思えばこの辺りから少しずつ薄底絶対という定説が崩れ始めていた感じですね。

 

さて

時を戻そう!!

 

…いや、戻すのは話だ。

 

そんなこんなで、アディゼロジャパンブースト2で挑んだ勝田マラソン

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※この時柏で仕事をしていました。

柏を拠点としたとあるランニングチームの皆様、この時は有難うございました。

 

結果

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とったどぉーーー!!!

 

と言う感じで、takumiの記録はサラっと流して

勝田全国マラソンの特徴紹介

アディゼロジャパンのあまり役に立たないけど知っておくと楽しい豆知識

でした!!

サブ4への道!

類は友を呼ぶというのか。

私の周りは何故か当たり前にサブ3やサブ4をする人間ばかりなのですが…

(サブ3=フルを3時間以内、サブ4=4時間以内!)

世間的にはサブ4って速いんですよ。一応。

ラソン完走者の上位25%(男性は約30%、女性は約15%)前後となります。

東京マラソンで38000人走ってたら8750番!!

…イマイチ凄さ伝わらないな。。

 

運動未経験者だとここを目標に、経験者でもコレが1つの壁、という感じではないですかね。

 

さて、takumiは初レースが大阪マラソンのフルだったわけですが…

本来ならば10km以内のレース→ハーフマラソン→フルマラソン

と言うのがセオリーかとは思います。。

そしてサブ4したいとなると…

10km→50分以内

ハーフマラソン→1時間45分以内

位かなぁと思います。あくまで私の感覚です。目安です。

 

当時はサービス業で土日休みがほぼ無かったので平日のナイトレースで初10kmに挑みました。

葛西臨海公園ナイトマラソン

ディズニーランド近くのロケーションを見ながら走れる大会です✨

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ランナーズの雑誌のような事を言うと、10kmレースというのはいつもより背伸びした上級者向けシューズを履いたり

フルに比べると後半を気にせずスピードを出せたりと言うメリットがあります。(10kmや10000mで記録を狙うならペース配分は超重要です)

当時は背伸びした薄底シューズを履けてちょっとテンションアゲアゲでした!!

 

因みにこの辺りから少しずつ当時の写真が残っているので、記録はこちら。

ドンッ!!

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↑adizero匠練の初代モデルですね😎

ぶっちゃけそんなにインパクトのあるタイムでも無いですが…

この持ちタイムで、翌年1月に3度目のフルに挑戦するのですがその結果は…!!?

 

また次回に☆

現在サブ4狙いの方は自分の10kmやハーフの持ちタイム参考に是非ご覧くださいな。

靴マニアの独り言②

ランナーは皆、靴に興味深々だと思うので引き続き靴ネタで。

 

ニューイヤー駅伝箱根駅伝とお正月の風物詩が続きました。

レースの内容については置いておくとして…

やはり見てしまうのは

『選手が履いている靴!』

言うまでも無く、9割以上の殆どの選手がナイキの厚底タイプを履いているのが現実です。

4〜5年前位はもっと色々なメーカー混じってたのにね…

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反面、女子の富士山駅伝では従来の薄底も目立ち見ていて面白いですね。

そして最近は減りましたが、、

オーダーのカスタムシューズ!

見ていて、『アレは何だ!?』となりますね。

※前回のアディダスネタで繋ぐと、3代目山の神や、下のスペシャリスト等青山の選手が市販では見た事もないシューズを履いていたのです。

(これはミムラボのオーダータイプだったのですが…)

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と、前フリはこの辺りにしておいて今回は

オーダーシューズについて!

触れてみようと思います。

 

注意:あくまで私個人の視点である事と、現職では無いので情報は更新されている可能性もあります。

 

トップ選手がやっているようなフルカスタムは特殊すぎるので触れません。

オーダーでまず入りやすいのは

アシックス マラソンイージーオーダー

ミズノ スペクトラオーダー

この2つだと思います。

直営店や、スポーツ専門店なら大体出来ます。(多分)

内容をザックリ言うと

・トップグレードモデルのアッパーに、好きなソールを取り付けられる

・カラーを好きにアレンジ出来る、踵部分に刺繍が入れられる

です。

なので、ポイントとなるのはソールでしょう!

 

アシックスで選べるソール

・ソーティジャパンソール(安定性)

・ジャパンセーハソール(安定性+グリップ)

・ソーティRP4ソール(反発性)

 

ミズノはレーシング3種類と、エキスパート3種類

レーシングは

・エアロソール(クッション重視)

・アミュレットソール(安定感とプロネーションサポート)

・エンペラーソール(反発性+グリップ)

エキスパートは

・クルーズソール(安定感)

・エキデンソール(軽さと反発性)

 

カラーはメーカーにより多少変わりますが、メインカラー+ラインカラー+シューレース、てな感じです。

刺繍は踵の外側に、アルファベットや漢字で。

自分の名前や好きな言葉などが入れられます。

(焼肉定食、とか、RAMEN、とか)

 

気になる方はネットでシミュレーション出来ますのでこちら↓

 

アシックス

https://teamwear.asics.co.jp/fw/top/marathon

ミズノ

https://mos.mizuno.jp/mos/mb/top/CSfTop.jsp?SACRL2

 

価格はおよそ20,000〜23,000円位かと思います。

そう、オーダーはもはや厚底カーボンレーシングシューズより安いのです…恐ろしい時代だ。。

 

そしてここまで説明してある程度分かる方は分かるかもですが

オーダーシューズは、足に必ずピッタリくる魔法のシューズではありません。

・既製品に無い組み合わせや、ソールが選べる

・カラーが自分で好きに選べてモチベアップや、ウェアとのコーデがやりやすい

ここがポイントかなと思います。

 

アシックスのソーティジャパンや、ミズノのウェーブエキデンは廃盤で現行モデルが出ていないので、これが好きで譲れない方には最高ですね!

また、マラソンはメンタル部分も大きいので拘りや思い入れの深いシューズは力になります!

 

個人的には薄底の接地感や、タンッと高い接地音が好きなのです。

10km位までのロードでは薄底を使う選手が出てきても良い気はするのですが。

 

また、参考までに私が自分で作成した事のあるシューズです。

旧版のオーダーなので今は作成出来ませんがイメージまでに。

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靴マニアの独り言

正月はいつもより時間も取れるし、頑張ってブログを更新します。

コレで3回目、この次も更新すれば三日坊主は超えるぞ!!←

 

…さて、takumiがマラソンを始めたキッカケやフルの戦績話でしたが

『お前のマラソン歴ばっか読みたくねーよ』

と思われても悲しいので

少し話を脱線させます。

 

ガチョン!!

(脱線させた音)

 

今はマラソンが趣味なただの靴マニアですが

takumiは、前職は実はアパレルやスポーツ用品の小売やってました。

最近流行りの某蟲柱的に言うと

『私は鬼の首は斬れないしフルでサブスリーも切れませんが、シューフィッターという資格を持っているちょっと凄い人なんですよ』

 

…つまんねーよと石は投げないで下さい。

 

・ブログのタイトルの由来

ズバリそのまま、アディゼロの匠シリーズです。

 

takumiは学生時代のスポーツ歴から、元々はasicsやMIZUNO信者です。

が、ランニングを始めてからはadidasもかなり愛用する様になりました。

 

さて、アディゼロ匠シリーズですが

現代の名工』と呼ばれる、三村仁司氏がアディダスと共に開発したシューズシリーズです。

 

三村仁司氏ですが、元はアシックスでシューズの開発をしていた方で

高橋尚子選手、野口みずき選手が五輪のメダルを取ったシューズに携わっていた事で有名です。

トップ選手が勝つためのシューズを作った、

正真正銘の凄い人です!

アシックスを定年退職してからは独立して『ミムラボ』という工房を構えています。

そして2010年からアディダスとアドバイザー契約をして、共同開発されたのが『アディゼロ匠』シリーズです。

レース用の『アディゼロ匠戦』

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レース・トレーニング用の『アディゼロ匠練』

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※手元にあるシューズでの画像用意なので、初期モデルではなくシリーズの内のモデルです。

 

そしてこの2つから暫く後に、

レーニング用の『アディゼロ匠挑』

が出たのです。

しかしこのアディゼロ匠挑、あまり売れなかったのか?ほどなくして廃盤に…(個人的には凄く良いシューズでした)

その後三村氏、2018何からはNBのアドバイザーとなり現在も継続中。

この匠シリーズは練も現在は廃盤、戦は継続モデルとしてアディゼロ匠戦7が最新モデルとしてリリース中。

 

一言で言うと私をアディダスにハマらせたシューズです。

アディゼロシリーズの魅力は

踵のホールド感!!

コレだと思っています。

『マイクロフィット』と名付けられた踵の作り、『ミリ単位じゃ駄目だ、更に細かく作り込め、だからマイクロだ』という作り手の拘りだそうです。

紐を閉めなくても踵が抜けない!

と言う位にガッチリとホールドする踵の作りが素晴らしいのです。

 

あ、コレはあくまで個人の感想です。

ナイキ厚底全盛ですが、アディゼロは手放せないシリーズの1つです。

 

因みに私、その前職の時にミムラボへ研修に行かせて貰いシューズ作成した事あります…宝です。

刺繍は迷わず匠挑にしちゃいましたよ。

 

ドンッ!!

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…挑みです。

誰がなんと言おうとidomiです。

 

それでは本日はこの辺で!!

 

不慣れなブログですが、コメント等頂けるとtakumiは分かりやすく喜んで小躍りします🎵

リベンジ!!

皆様、明けましておめでとう御座います。

大吉を引いて今年はきっと良い事あるに違いない!と思っている単純明快takumiです。

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さて、最初のブログでは私がマラソンを走ったきっかけと初マラソンの爆死っぷりを綴りました。

ランナー膝、つまり腸脛靭帯炎で見事に失速。

因みにこのランナー膝の原因は

・オーバーワーク

・筋力不足

・O脚やX脚

・走る時に跳ねている

等と言われております。。

皆さんケアは怠らないで下さいね。

状態が怪しい時は膝サポーター!(一例です)

takumiとの約束だ!!

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さて話を戻して

完走はしたけど悔しかった大阪マラソン、終わってからは膝を完治させるため数ヶ月ノーランでした。

再度走り始めも、クッション優先したシューズ、サポートインソール、サポートタイツを履いてとにかく怪我なくゆっくりペースで少しずつ。

痛みなく走れる有り難さを実感すると共に、もしかしたら痛みが再発するんじゃないかと言う怖さも感じながら…

 

2013年からは職場が静岡になったのですが、その秋に何と!

『第一回静岡マラソン、2014年3月に開催!』

勿論エントリーしましたよ。

今はもう人気の高速コースとして知られていますが、制限時間が5時間半と多少シビアな為当時は12月位まで定員埋まらなかったんですよね。

 

『痛みさえ無ければもっと走れるはず』

と言う事を最優先に、練習はほぼジョグ。

ロング走も何回か行う。

当時はスピード練習なんてほぼ皆無で、キロ6位が普通でした。

 

2014年3月2日、運命のマラソン第二戦の日!

『雨かよ!!!』

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あ、この辺からはわずかながら当時の写真があります。

ここから数回の開催で

『静岡マラソンは毎回雨』

という魔の噂が広まる訳ですがそれはまた後の事…

 

スタート前から雨、途中やみかけるも再度降り出す。

途中レインコートを捨てたランナーは見事に苦しめられていました。

しかしまあ、レインコート捨てなかったのですがtakumi6見事にまたやられた訳ですよ。

10km手前、15km過ぎ、そして25km過ぎ!(本人の記憶です)

『トイレの我慢、ムリ!!』

3回行きました…寒さ、雨、そして海沿いの強風!

コレ今でも私の鬼門です。

 

結果

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4時間10分1秒!

グラスは微妙ですが、ネットタイムに関してはトイレロス無ければ4時間切れただろ!と言う感じです。。(周りからも突っ込まれまくり)

痛みなく走れたけどさ、こんな事ある!?って感じですよ。

小梅太夫もビックリな位

チクショー!!

な訳ですよ。

そんな訳で、リベンジの第2戦も悔しさで終わったtakumiです…

 

因みにこちら、当時撮影していた完走メダルと共に走ったウェーブエアロ11(確か11)

初マラソンウェーブライダーだったから、少しだけ中級者ように背伸び☆

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何目指して走ってるの?

初めましての方も、そうではない方も

takumiです!

趣味でマラソンやってます。

因みに学生時代は器械体操部だったので走りは素人です。

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2021年、何か新しいことを始めよう!と思い…

ブログを始める事にしました(今更)

 

さて、趣味でマラソンやランニングをやっていてよく聞かれるのは…

『何でお金払って苦しい事やるの?』

『何を目指してるの?』

…多分聞かれるの私だけじゃないよね?

 

さて、私が走り始めたというかマラソンに出ようと思ったきっかけです。

当時は大阪に住んでいたのですが

『TVで見た、第一回東京マラソンの特集』

ですね。

楽しく走る市民ランナーの面々を見て、『マラソンってトップ選手以外でも走れるんだ!何か楽しそうだぞ!』

と言うのがキッカケです。

 

で、翌年から応募するも…

『当たらない!!!』

くじ運の悪い男です…

その先も当然の如く当たらず、そうこうしている内に2011年に大阪マラソンが始まると聞きそちらに応募!

 

…当たらない。。

だったのですが

2012年の大阪マラソンで、ようやく走れる事に!!

で、気合を入れて道具を揃えて練習を開始!

それまで2〜3km程度のジョギングを月に2〜3回やっていれば良い方なヤツがですよ。

当時はスポーツ関連の小売をしていたので、道具や情報には困らなかった事が救いですね。

 

そして初夏から練習し秋に差し掛かろうかという時に悲劇は起こった。

ロングを走っていると、膝に違和感が出てきてそれが段々と痛みに。

コレはおかしい!と20km手前位でやめたのですが、痛みが治らない。

判明したのは『ランナー膝』

いきなり練習量を増やした反動で見事に痛めてしまいました。。

しかもそれが大会の約1ヶ月前。

ストレッチしたり整骨院に行ったりしつつ、騙し騙しの練習。

いやほぼ走れてなかった。

 

そして挑んだ大会当日ですが…

惨敗!!

サポートタイツに膝サポーター、靴はとにかくクッションを重視して、サポート系のインソールも入れる。

完走だけを目標に走りましたが、20km過ぎから痛みが出てきて30km過ぎると激痛に。

35km位からはもう膝が曲がらず、左脚を引きずりながら歩く。

ゴールが遠い。

最後は下手したら右脚も動かなくなってゴール出来ないのでは?と思いながらも進んでいき命からがらのゴール。

 

因みにタイム

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5時間14分3秒

 

大会は確かに楽しかった。

完走できて良かった。

でも自分なりに練習はしたのにこんなにボロボロ、周りで自分より練習をしていなかった(と思われる)人達にも負けるタイム。

 

悔しい。

もし膝に痛みなく走れていればもう少しマシなタイムだったのではないか?

 

そこから私の心の奥底に火が燻り始めた。

続く!!