あれ?これランニングのブログだよね?
…という声が聞こえてきそうですが、今回は少し方向性を変えて
革靴のお手入れ方法
をご紹介します。
シューフィッターですからね!
まあ今は靴業界ではないのですが、日常に案外役立ってます。
靴や鞄、財布などの小物やベルト、革ジャンなど
主に使われるのは牛革が多いですかね。
勿論質の良し悪しは様々ですが。
動物の『皮』をタンニン等でなめして、『革』となります。
牛の革以外にも、ピッグスキン(豚)、ゴートスキン(山羊)、オーストリッチ(ダチョウ)、クロコダイル(ワニ)
高級素材としてはカンガルーレザーや馬のお尻部分のコードバンレザー、等。
革の話で終わりそうなのでここら辺にします。
革靴は基本、水洗いは出来ません。
革が傷みます。
なので、クリーナーで磨いたり消臭スプレー等を使ったりします。
お手入れ用品はこんな感じ。
基本的にはブラシ、クリーナー、靴クリーム、防水スプレーがあればヨシ。
靴の専門店や、他には東急ハンズやロフトなどでも売っているはずです。
メーカーは『コロンブス』というメーカーがメジャーで間違いないです。
1、靴紐を取り、全体をブラッシングしてホコリを落とす。
磨く時だけでなく、普段からこまめに払っておくとなおヨシです。
コバなどの取りにくいホコリや砂は、硬めのブラシなどで使い分けてあげると取りやすいです。
2、クリーナーで汚れを落とす。
隅々まで落としましょう。
クリーナーは液体タイプやクリームタイプ、泡タイプ等様々です。
ここでは液体タイプを使っています。
3、靴クリームを塗り込む。
※ポイント、クリームは靴の色に合わせましょう。
黒には黒、茶色には茶色。
何にでも使いやすい透明タイプなどもあります。
クリームは主に乳化性タイプと油性タイプがあります。
革に潤い与えるのが乳化性、ツヤ出し効果が高いのが油性です。
拘りたい方は部分によって使い分けるとなおヨシ!
ここでは乳化性クリームを使っています。
良い感じに汚れが落ち、ツヤが出てきました!
(写真だと分かりにくいかも…)
4、仕上げ用クロスで全体を慣らし、最後は防水スプレー。
防水スプレーをかけると、表面をフッ素でコーティングしてくれます。
雨や水以外に汚れからも靴を守ってくれて、汚れがついても落としやすくなるメリットがあります。
基本的に、防水スプレーをふるとメリットだけでデメリットはほぼありません。
防水効果はずっと続く訳ではないと言うことは理解してほしい事と
ふりなおす場合は、ちゃんと汚れを落としてからふった方が良いです。
コレで完成☆
因みにコレ、ビフォー
アフター
やっぱり写真じゃワカンネ(笑)
雑学
スエードタイプはブラッシングと、落ちにくい汚れはこのスエードクリーナー(イメージとしては消しゴム)を使います。
皆様、足元はお大事に!!